夢の日
オレンジの床に広がる海
きっと誰かを待っているんだろう
落ちた月は流れていくけど
明日の君を映してるんだろう
見えない風が時を包むのなら
せめて 光を集めて・・・
この時を想うなら静かに歌おう
この時を失うことのないように
僕らのいない空の大陸
森の中 君が花を摘んでいる
進んだ命に白い軌跡を
描くことのできない埴輪
笛の音に応えてくれる星なら
きっと 船を出して・・・
あの夢を想うなら静かに歌おう
あの夢を失うことのないように
そして少年の手に重なった暖かい日々・・・